日曜日, 3月 04, 2007

中学生の塾

せっかく中学受験から開放されて、羽をのばせるはずのここ暫くの間、英語以外は塾に行かせないようにしようと思っていたのですけど。今の世の中(この近辺だけかもしれませんが)、塾に行かないことの方がストレスなようです。

客観的な学習内容としては、中一の内容は学校で習う他に塾でもやらねばならないようなものではないと思います。まして中学受験を目指して塾通いをしていた場合、もっと後から始めても内容的には本来、間に合うはずです。先輩のお母様方とお話しても、そういう意見が多いし、私もそう思っています。でも、今や、塾は学習内容だけで判断はできないのかもしれません。

他の子が『みんな』塾に行くという状況の中で、自分だけが行かないということがストレスになるようなのです。本当に『自分だけが』行かないというわけではない、本来もっと後でもいい、と思うのですが、それは大人の考えのようです。多くの子が行く中で自分は行かない、という状況に適応するために、何やら理屈やら特別な納得やらが要るようなのです。

変な世の中ですね。日本の教育は何でこんなになってしまったのでしょう。

ゴルリナの場合中学受験の勉強を始めたのが遅かったので、他の子が既にやっていることについて追いつくということが必要でした。それを高校受験でも繰り返したくないという気持もあるのでしょう。特別に納得させるのにも難儀を感じます。何のために勉強するのか、とか、妙に小難しいことまで必要になりそうで...それは本来考えなければならないことだけれど、こんな変なストレスの中で考えねばならないことではないはず、なのですけど。

近所の塾で良さそうなものについて、「お試しを受けてみる?」「うん」とのこと。行くことによってかえって不安が解消されるような感じが見受けられます。

塾に行けば時間もお金もかかるとは言え、不安やストレス無しに中学校生活を始めることが大事だと思います。『塾なんて行かなくても大丈夫』を実行させるのは大人の理想論のようです。

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