木曜日, 4月 30, 2009

釣果396匹!

去年は81匹だったんです。

昨日、お父さんと小5息子せんべいが、本牧海釣り公園に行きました。朝の始発電車で行って、駅から会社の同僚の車で海釣り公園まで行ったそうです。去年は駅からバスで行きましたが、バスの始発は遅く、今年はそれより早く行けたそうです。小さいイワシだけれど、クーラーボックス満杯を持って帰りました。

頭を落とし、内蔵を出して、手開きで骨を取ります。せんべいと二人で95匹までさばいたところで、ひとまず、この95匹を唐揚げにし、夕ご飯にしました。

イワシの唐揚げ

夕飯後、もうせんべいはやりたくないと言うので、私一人で残りをさばきました。娘は塾。お父さんは、朝早かったからと言って寝てしまったんです。最終的にイワシが計394匹、ままかり2匹で、総計396匹をさばきました!

くたびれたので200匹は冷凍にして、残りの100匹近くを味噌煮にしました。

10匹×10段の100匹でビニール袋に入れて冷凍庫へ。そのうちバタ焼きか何かにしましょう。

こんな大漁は初めて。嬉しい悲鳴ではあるけれど、もう、結構。味噌煮は今日のおかずになりましたが、食べ切れません。

でも、また行くんですって。

水曜日, 4月 29, 2009

なんとかなるだろう

癌になった時、いつ死ぬのかなと思ったもんです。娘が中学生になるまで生きられないかもしれないと思って、中学受験を考えました。全寮制の中学なら、思春期の娘にも必要なものが与えられるだろうと思ったのです。息子はお父さん一人でもなんとかなるだろうけれど、娘をお父さんに預けられる気がしなかったんですね。(結局息子もなんとかはならなかったのですが、今日は娘の話です。)

実際には、癌の治療は大変でしたが、死にませんでした。私に言われてというわけではなくお友達も受験するから、という理由で娘は塾通いを始めました。全寮制なんて話は非現実的になり、癌になった当初にお父さんと一瞬だけ話題になっただけで消えました。

高校受験を考えると娘の性格上、私立中受験がよいと私は考えました。神奈川県の高校受験は内申点に非常に大きな比重が置かれていると聞いていたからです。塾通いはしたけれど、結局、女子中はいやだという理由で受験は中止し、公立中に入りました。

やっていけるのかな~、と、不安はいっぱいでした。智識も常識も無く、でも自分のこだわりはやたらと強い娘は、無茶苦茶なことばかり言ってました。中学を出たら就職する、とか。

慣れないバスケの激しい運動量。試合を見に来させないために、予定は教えない。授業参観に来させないために、お知らせのプリントは見せないし。授業中は寝ているし。

親は、生活上の世話の他に、子供に必要な情報提供とか、必要な与えるべき制約とか、やはりあると思います。放任してはいけないと思います。本人が嫌がっていても、厳しすぎるかもしれなくても、親の要求は見せておくのがよいと思います。

子供はその通りにやってはくれないけれど、自分のタイミングでやれることは採用してくれるようです。

「中学を卒業したら就職する」は、言わなくなりました。ヤレヤレです。「専門学校に入って早い時期に就職する」というのも、言っていましたが、最近は言わなくなりました。塾の先生のアドバイスの方が親の言うことよりも効くようで、普通に、高校受験を目指しています。

授業中は寝ているというイメージを、何とかしようとしているらしいです。うつ伏せで寝るのはやめたそうです。

とにかく、何より、本人が何とかしようと考えて自分の事として行動してくれるようになりました。英検も漢検も3級は合格し、次の準2級の準備を自分でやっているようです。

偉い子だなぁ、と思うのは、部活も並以上にやっているということです。お母さん5時半に起こして、とか、部活は休めないから歯医者さんに行けない、とか、英検教室に行けない、とか、言われて、私は娘の言うなりになっていました。だけど、どうやら、朝練も、夕練も、全然休まずにやっているのは娘だけで、普通の子は必要に応じて休んでいるらしい。休んだ方がいいでしょう、とも思うけれど。

中学からバスケを始めた娘は、技術では上手な子達に追いつけないようなのですが、それでも見違えるように上手になり、休まず頑張ったお陰か、ゼッケンは副部長の子の次の番号をもらっているそうです。私の子とは思えないくらいに、すごい。

この後は、なんとかなるだろうなぁ、と、思えてきました。中3になれば、本人の自覚が出てなんとかなりますよ、と、小6の頃、親業の先輩の方に言われました。漸くそのステップまでたどり着いてきたようです。

土曜日, 2月 28, 2009

高校入試まで1年

洗い物をしていたのですが逃げてきました。娘が台所で勉強していて、辞書代わりに使われてしまいます。

先日、塾の面接があり、漢検3級は合格したとのこと。英検の3級面接の結果はまだ出ていません。が、英検は3級までを全部、直前の3日とか5日とかの勉強だけで切り抜けてきた娘は、さすがに準2級は同じようにいくわけはないと考え、今から準2級の勉強をしておく気になったようです。

だけど、問題集だけを頼りにした自習なので、文法などがチンプンカンプンらしいです。私も聞かれた事には答えますが、分からないと怒るんです。

母「例文を覚えれば自然と分かるよ。」

娘「覚えられないの!」

お父さん「うるさい。寝ろ!」

そのやる気が続けば、何とかなっていくでしょうか。

塾の面接で、成績と高校受験の事を色々とアドバイスして頂いて、ちょっと取り組みが変わったようです。もう、高校受験まで、一年を切ったのです。

娘の学校の成績表は、見事なまでに「感心・意欲・態度」の項目にBが並んでいます。授業中に寝ているのです。これではペーパーテストでいくら良い成績をとっても、内申のウェイトの大きい神奈川県では、いわゆるトップ校には合格できません。母の予測した通りのことをしてくれています。

授業中、眠いということはよく分かります。部活で忙しい上に、授業はつまらない。そういう子は高校に入るな、という制度になっている、神奈川県は変だと思いますが、ここに住んでいる限り、この制度の中で何とかしなければなりません。

娘の場合、学科の内容の理解よりも、先生方がなぜBをつけるのか、の理解の方が重要なようです。先生によって、提出物の内容が重要な先生、授業中の発言が重要な先生など、それぞれの傾向があるそうなのです。そういう対策法というのは、私の人生の中では特に学んだことはないです。

それが『生きる力』を身につける、ということなんですかねぇ。

内申がどうなるかは「感心・意欲・態度」にかかっているのですが、不確かです。英検の準2級、2級も多少入試で有利になるとのことで、やっておこうと思っているようです。

日曜日, 12月 07, 2008

英検その後

娘の英検のその後など。

久しぶりなので色々振り返ってメモしておきます。

娘が通ったのは近所の公立の小学校。サラリーマンが多い地域で皆さん教育熱心です。一年生の最初の懇談会で、お母さん方がとても熱心で私はびっくりしました。

まずはあれこれ、子供に教育や智識や必要そうなことは、身につけさせたい。という思いは、昔からありました。思えば、それが、癌になって「もうすぐ私は死ぬかも」と思ったことでさらに強くなっていたかもしれません。

私は自分が通った公立中が嫌いだったし、いわゆる『ゆとり教育』に不信感もあり、娘も塾へ通いだしたお友達に引きずられて「やってみたい」と言い出したのを幸いと、中学受験を考えました。

けれど、6年生の冬になって、本人が女子校はイヤだと受験はやめて公立中へ進学することにしました。そこで6年生の冬から英語を始めました。

娘の周りでは、中学受験をしない子達は英語をやっている子が多くて、学校でも『総合的な学習』の中で『国際理解』などの課題がありました。外国人の先生が子供に簡単な英語を話させたりする場面があり、習っている子達との差を感じて、娘は英語に劣等感を抱いていたのです。

つまり、中学受験をする子達は受験用の塾に通って受験勉強をしていて、受験しない子達も多くは塾に通っていて、むしろ中学受験用の『変な』勉強をするよりも『ちゃんと役立つ』英語を早めに勉強しているわけです。

なかなか大変な環境でしょ。何で、単に公立の学校に通っているだけでは足りないような教育になっているんでしょう?

なんてことを言っていても始まらないので、「やらない?」と促したら、乗ってくれたので、6年の冬から英語を始めました。学校の進度とは関係なく学習させてくれる英検教室に入りました。

学校の進度と合わせてスピーキングなど『本物の英語』を教えてくれる英語教室もありましたが、英検の方がよいと私は思いました。今の公立中学校の進度に信用がおけない気がしたし、流暢に英語が話せても内容がないと意味がないことを、以前仕事で米国で見てきていたからです。

公立中の環境の英語で満点をとっても、概してはるかに充実している私立中のレベルには及びません。大学受験はその子達と一緒に受けなければなりませんから。大学受験のためにも、実用上でも、流暢な英語力よりは、語彙と文章力をガンガン増やす方が役立つと思います。英検は一応その目的にかなっていると思います。

英検教室の生徒さんは、中学生は私立中の子達が主体でした。小学校から始めている公立中の子達のクラスと、中学進学までは英語をやっていない私立中の子達のクラスは、別々に設定されていました。最初は小学校から始めている子達が進んでいますが、結局、公立中よりも普段の学校の授業がはるかに充実している私立中の生徒の方が、公立中の子達を追い抜いていくようです。また、公立中は部活動の制約が強くて、結局通えない子が多いのです。

うちの娘は当初中学受験をするつもりでいたので、中学進学後には私立中へ進学した以前の受験仲間達と英検教室で一緒になりました。進学直後には、6年生でちょっとだけ早く始めた分だけ、私立中の子達より進んでいました。でも、公立中の子のお決まりのように、部活動の制約が強くて英検教室へ通うのは途切れがち。

途切れ途切れでもやり、この6月に3級の筆記は合格しました、が面接で落としました。中2の夏休みは部活動花盛りで、他に中1冬から塾にも行き始めたので、英検教室までやる余裕はありませんでした。

でも娘、偉いもので、ある日言いましたよ。「お母さん、お願いがあります。11月の、英検教室の3級面接直前講座に行かせて下さい。」土曜日、その講座は日程が空いているそうで、その後は準2級のクラスに行きたいと。

3級面接直前講座には通いましたが、実は、今回の3級の試験には受験を申し込んでいなかったんです。母の方は嵐のファン活動で忙しくて。それに、その「お願い」を言い出す前、申し込みをする頃は、全然英検の勉強はしていないみたいだったんですもん。

3級面接は今回は受けませんでしたが、面接直前講座は身についたようで、それ以来、よく家で簡単な英語をしゃべっています。それは良かったのですが、準2級クラスの方は、英検教室の先生は、来てもいいと言って下さいましたが、結局やはり部活の時間と重なり、行けないことになりました。

次の英検は1月。3級の面接は受かるでしょうが、英検教室に行かずに自力で準2級に受かるのは大変そうです。

そんな矢先の先日、塾の面談がありました。塾は、授業と模試があるだけでなく、学校の成績の解説や対策のアドバイスもしてくれます。神奈川県の公立高校受験は『内申書』のウェイトが大きく、模試の成績だけ良くても内申が悪ければ高校に合格できないのです。

ざっと、高校受験のペーパーテストが満点でも、多くて100点満点中の60点にしかなりません。40点分は内申で決まるのです。内申は、提出物を出さなかったり授業中に積極的に発言しなかったりすると、ペーパーテストが満点でも5はつきません。また、5科目(国数英理社)だけでなく、体育、技術家庭科、音楽、美術の各教科も同じウェイトなのです。

これがイヤで、私立中受験をさせようと思ったのですけどね。娘は、授業中に寝てたり提出物を忘れたりして落とされているようです。やっぱりねぇ。

塾の面談でそういう解説と相談をして頂いた後、準2級は持っておいた方がいいと思うのですが、と、英検のことを相談してみました。

面談して下さった先生が、「それはいい考えだ。英検をやりましょう。3年で2級を取ろう。気持ちいいよ。」

準2級を取ってさらに2級まで、但し、自力で問題集を解いて、ということのようです。

1月はまず英検3級の面接を合格することと、漢検の3級を合格し、その後6月に英検準2級、3年の間にできれば2級、というアドバイスのよう。

但し自力で、という所が冒険ですが。そりゃあ、本人が自力でやれば、やることができれば、あり得ないことではないですが。

とにかく、部活と塾(とピアノ)で英検教室へ行く日程調整はできないので、自力でやるしかないのは確かです。別の、日程調整のしやすい、個別教室も考えたりしましたが、先生の当たりはずれがありそうです。塾の先生が方向付けをして下さるなら、本人のモチベーションも続きやすいかもしれません。

母のいう事は聞かないけど、塾の先生の仰ることなら真面目に受け止めてくれるかな。それにしても、自力でコツコツやるタイプの子ではないんですが。。もう、ここから先は本人次第、かもしれません。

木曜日, 7月 24, 2008

英検3級は

「英検3級、受かったらどうする?」なんて、お気楽に聞いてしまったのですが、娘「あ、落ちたよ」ですって。え~~・・・、いつのまに。受かったら準2級クラスに、と、英検教室の方と以前話していたのです。

3級の筆記は受かったものの、塾では3年生には面接対策があったらしいですが2年生の娘には声がかからず、英検教室にも行ってないし、面接は何も準備せずに受験。当日の朝に私を相手に、問題集の面接の問題を音読したくらいでした。落ちて不思議じゃないけど、もったいない。

今度の英検は10月。今度は3級は、筆記は免除されるそうで、3級の面接と、準2級の筆記の両方を受けるそうです。  

お気楽過ぎない?? 夏休みから準2級対策をするならまだしも、夏休みが明けたら英検教室の準2級クラスに行く、なんて言ってます。それで受かるはずはないんだけど、塾の先生には「準2級までは易しい」なんて言われて、その気になっているらしい。塾では準2級対策はしてくれないんですけどね。

英検教室へ行って、その次の1月の試験か、来年6月に準2級に受かればいいかな、っていうペースですかね。

3級の筆記はある程度の成績で受かっているので、準2級のクラスに通えなくもないとは思いますが、英検教室の先生には散々これまで我がままを言わせて頂いたのでまた入れて下さいというのも申し訳ない。

受かってたら、お願いもしやすいんだけどなぁ。

だけど本人がやる気になっているのなら、やらせてやらねば、です。夏休み後に、っていうのが安易ですが。

まぁ、夏は部活と塾でいっぱいいっぱいなんでしょう。すごい汗まみれで連日部活の夏休みで、夜は塾です。母にはろくにスケジュールを教えてくれないんですが。

水曜日, 7月 23, 2008

子育てで何が大事なのか:その2

昨日、子育てで何が大事なのか、と書いていて最後に「嵐は教育にいい」と書いていましたが、消しました。とりあえずの結論としても、あまりに安易、というか、単に自分が嵐のことばっかり言ってるのを正当化してるだけみたいだから。

何が大事なのか、勉強させて良い教育を受けさせて、というだけではないのは確かだと思いますが、では何が大事なのか。

いい大学に入れればいいわけではなさそうな理由がもう一つ。

勉強させ、いい環境に、とばかり考えると、かえって失わせるものもある、という事と関係があるかもしれませんが、私の周りでは、有名大学出の優秀なエンジニアで真面目な働き者のいい人ほど、結婚しない、という傾向があるのです。もったいない。

なぜか、「彼は面白いけど、ちょっとね。。」という人から、結婚していく傾向がある気がします。

教育を受けさせて、就職させて生活していけるようにさせることと同じくらい、結婚して幸せな家庭を築いていけるようにしてやることも、子育ての重要課題だと思います。就職より後は本人の責任みたいなものだけど、そこを本人がちゃんと切り開いて行けるように、それまでに育てるのは親の役割りであろうと思うのです。

けどね、よく分かりません。どうすればいいのか。

「24時間働けますか」というリゲインのコマーシャルにあったような、高度成長期の日本の典型的なビジネスマン像は、今はどんな風に変更されてるんでしょう。働き者の優秀で性格もいいエリートサラリーマン達は、時代に取り残された人たちみたいです。会社にはものすごく貢献しているのですが、幸せなのか、心配になるのです。

24時間の生活を捧げて仕事に励んでも、会社が潰れれば一から出直し。それでもちゃんと世の中を渡っていけるような人に育てないといけないわけで。

今ある環境で望まれる役割りだけでなく、その環境がダメになった時にも新しい環境をつかまえて、適応できるようでなければならない。やっぱり、今ある環境にとっての「いい人」であることばかりがいいわけではない。他の事も考えている、一面、何を考えているのか分からない人の方がいいのかもしれません。

子供の考えてることが分からない常日頃なのですが、それでいい部分もあるのかもしれません。

月曜日, 7月 21, 2008

子育てで何が大事なのか。

昨今、ワーキングプアが問題になっています。大学を出ても固定的な職業につけず、条件の悪い派遣などの仕事しかなく、真面目に働いても生活が安定しない人たちがいます。就職難の年ならば優秀な人でもそうなる可能性はあり、就職していてもその会社が潰れたりリストラをしたりしたらそうなる可能性はあります。

我が家はサラリーマン家庭で、私もサラリーウーマンです。今までは一旦サラリーマンになれば大体一生安泰だと言えたと思います。でもこれからはそうでもないかもしれません。

逃れようがないのはグローバル化の波です。アジア諸国その他が、もう、米国の経済力もしのぐ程の実力を備えてきています。労働単価が低い国と伍して行くには、同じような低い単価の労働力が必要です。低賃金の労働力が必要であるという事に抵抗しても、しょうがないのです。

自分の子供には低賃金労働力にはなって欲しくないけれど、そのために親は何をすればいいんでしょうか。

学校の成績を良くするように、自分の責任をきちんと果たせる人になるように、というだけでは、十分ではなさそうです。仕事ができる人だって、状況によってはワーキングプアになりかねない時代なんです。

どうすればいいのかなぁ。。。。。。。

と、途方に暮れる中で、アイドルグループ嵐を見ていて、最近思うことがあります。

嵐の櫻井翔君は、慶応大学出身です。他のメンバーは高卒だったり中卒だったり。慶応出のアイドルは珍しいですよね。嵐の中で方向性を考えたり、ラップの歌詞を書いたり、リーダーは大野くんですが、櫻井くんも様々な局面でリーダーシップ的な力を発揮しています。それには、彼が大学卒業までに培った様々な力が役立っていると思います。

だけど一方で、全ての面で櫻井君が他メンバーに勝っているというわけではないんです。むしろ、残念な局面も多く見せているのです。

嵐一番の(?)怖がりなようで、コンサートの宙吊りパフォーマンスでは1人だけ、回転ができませんでした。バラエティー番組での発言でも、教養がじゃまをしているのか、発想が硬いような感じで、残念ボーイという印象です。結構、他メンバーの方が面白いのです。

彼は小さい頃から、教養あふれる立派な環境の中で大切に育てられ、それに応えて努力し、立派な大学を卒業したわけですが、その中で失ってきたものもあるんじゃないでしょうか。

きっと、真面目な環境の中で沢山のものを捨てて、努力して学業を成就し、立派なサラリーマンになれるレールの上にいたのです。でも、そこで、そのレールの上の道を捨てて、彼はアイドルになりました。

両方の価値観の間で沢山悩んだだろうと思いますが、そこには今日は踏み込まないことにします。

で、親はどうするのがいいのか、と、私は振り返ってしまうわけです。

勉強して良い成績を修めることだけ考えていたら、他の大事なものを失わせてしまう。でも、他の大事なものも育むことができるようにするには、どうしたらいいんでしょうか。

子供は勝手に育っていくようで、そうそう親の思うようなことはしてくれないのですが。