木曜日, 7月 24, 2008

英検3級は

「英検3級、受かったらどうする?」なんて、お気楽に聞いてしまったのですが、娘「あ、落ちたよ」ですって。え~~・・・、いつのまに。受かったら準2級クラスに、と、英検教室の方と以前話していたのです。

3級の筆記は受かったものの、塾では3年生には面接対策があったらしいですが2年生の娘には声がかからず、英検教室にも行ってないし、面接は何も準備せずに受験。当日の朝に私を相手に、問題集の面接の問題を音読したくらいでした。落ちて不思議じゃないけど、もったいない。

今度の英検は10月。今度は3級は、筆記は免除されるそうで、3級の面接と、準2級の筆記の両方を受けるそうです。  

お気楽過ぎない?? 夏休みから準2級対策をするならまだしも、夏休みが明けたら英検教室の準2級クラスに行く、なんて言ってます。それで受かるはずはないんだけど、塾の先生には「準2級までは易しい」なんて言われて、その気になっているらしい。塾では準2級対策はしてくれないんですけどね。

英検教室へ行って、その次の1月の試験か、来年6月に準2級に受かればいいかな、っていうペースですかね。

3級の筆記はある程度の成績で受かっているので、準2級のクラスに通えなくもないとは思いますが、英検教室の先生には散々これまで我がままを言わせて頂いたのでまた入れて下さいというのも申し訳ない。

受かってたら、お願いもしやすいんだけどなぁ。

だけど本人がやる気になっているのなら、やらせてやらねば、です。夏休み後に、っていうのが安易ですが。

まぁ、夏は部活と塾でいっぱいいっぱいなんでしょう。すごい汗まみれで連日部活の夏休みで、夜は塾です。母にはろくにスケジュールを教えてくれないんですが。

水曜日, 7月 23, 2008

子育てで何が大事なのか:その2

昨日、子育てで何が大事なのか、と書いていて最後に「嵐は教育にいい」と書いていましたが、消しました。とりあえずの結論としても、あまりに安易、というか、単に自分が嵐のことばっかり言ってるのを正当化してるだけみたいだから。

何が大事なのか、勉強させて良い教育を受けさせて、というだけではないのは確かだと思いますが、では何が大事なのか。

いい大学に入れればいいわけではなさそうな理由がもう一つ。

勉強させ、いい環境に、とばかり考えると、かえって失わせるものもある、という事と関係があるかもしれませんが、私の周りでは、有名大学出の優秀なエンジニアで真面目な働き者のいい人ほど、結婚しない、という傾向があるのです。もったいない。

なぜか、「彼は面白いけど、ちょっとね。。」という人から、結婚していく傾向がある気がします。

教育を受けさせて、就職させて生活していけるようにさせることと同じくらい、結婚して幸せな家庭を築いていけるようにしてやることも、子育ての重要課題だと思います。就職より後は本人の責任みたいなものだけど、そこを本人がちゃんと切り開いて行けるように、それまでに育てるのは親の役割りであろうと思うのです。

けどね、よく分かりません。どうすればいいのか。

「24時間働けますか」というリゲインのコマーシャルにあったような、高度成長期の日本の典型的なビジネスマン像は、今はどんな風に変更されてるんでしょう。働き者の優秀で性格もいいエリートサラリーマン達は、時代に取り残された人たちみたいです。会社にはものすごく貢献しているのですが、幸せなのか、心配になるのです。

24時間の生活を捧げて仕事に励んでも、会社が潰れれば一から出直し。それでもちゃんと世の中を渡っていけるような人に育てないといけないわけで。

今ある環境で望まれる役割りだけでなく、その環境がダメになった時にも新しい環境をつかまえて、適応できるようでなければならない。やっぱり、今ある環境にとっての「いい人」であることばかりがいいわけではない。他の事も考えている、一面、何を考えているのか分からない人の方がいいのかもしれません。

子供の考えてることが分からない常日頃なのですが、それでいい部分もあるのかもしれません。

月曜日, 7月 21, 2008

子育てで何が大事なのか。

昨今、ワーキングプアが問題になっています。大学を出ても固定的な職業につけず、条件の悪い派遣などの仕事しかなく、真面目に働いても生活が安定しない人たちがいます。就職難の年ならば優秀な人でもそうなる可能性はあり、就職していてもその会社が潰れたりリストラをしたりしたらそうなる可能性はあります。

我が家はサラリーマン家庭で、私もサラリーウーマンです。今までは一旦サラリーマンになれば大体一生安泰だと言えたと思います。でもこれからはそうでもないかもしれません。

逃れようがないのはグローバル化の波です。アジア諸国その他が、もう、米国の経済力もしのぐ程の実力を備えてきています。労働単価が低い国と伍して行くには、同じような低い単価の労働力が必要です。低賃金の労働力が必要であるという事に抵抗しても、しょうがないのです。

自分の子供には低賃金労働力にはなって欲しくないけれど、そのために親は何をすればいいんでしょうか。

学校の成績を良くするように、自分の責任をきちんと果たせる人になるように、というだけでは、十分ではなさそうです。仕事ができる人だって、状況によってはワーキングプアになりかねない時代なんです。

どうすればいいのかなぁ。。。。。。。

と、途方に暮れる中で、アイドルグループ嵐を見ていて、最近思うことがあります。

嵐の櫻井翔君は、慶応大学出身です。他のメンバーは高卒だったり中卒だったり。慶応出のアイドルは珍しいですよね。嵐の中で方向性を考えたり、ラップの歌詞を書いたり、リーダーは大野くんですが、櫻井くんも様々な局面でリーダーシップ的な力を発揮しています。それには、彼が大学卒業までに培った様々な力が役立っていると思います。

だけど一方で、全ての面で櫻井君が他メンバーに勝っているというわけではないんです。むしろ、残念な局面も多く見せているのです。

嵐一番の(?)怖がりなようで、コンサートの宙吊りパフォーマンスでは1人だけ、回転ができませんでした。バラエティー番組での発言でも、教養がじゃまをしているのか、発想が硬いような感じで、残念ボーイという印象です。結構、他メンバーの方が面白いのです。

彼は小さい頃から、教養あふれる立派な環境の中で大切に育てられ、それに応えて努力し、立派な大学を卒業したわけですが、その中で失ってきたものもあるんじゃないでしょうか。

きっと、真面目な環境の中で沢山のものを捨てて、努力して学業を成就し、立派なサラリーマンになれるレールの上にいたのです。でも、そこで、そのレールの上の道を捨てて、彼はアイドルになりました。

両方の価値観の間で沢山悩んだだろうと思いますが、そこには今日は踏み込まないことにします。

で、親はどうするのがいいのか、と、私は振り返ってしまうわけです。

勉強して良い成績を修めることだけ考えていたら、他の大事なものを失わせてしまう。でも、他の大事なものも育むことができるようにするには、どうしたらいいんでしょうか。

子供は勝手に育っていくようで、そうそう親の思うようなことはしてくれないのですが。