火曜日, 6月 19, 2007

メンタル弱めの息子

小3のゴル吉。がんばりがききません。夫によれば、私が甘やかすのが原因とのこと。

今朝は学校に行かないと言い出しましたが、結局、お父さんにおしりを叩かれそうになって、行きました。私は叩くのは反対という立場ですが、口で言っているだけではらちがあかないことが多いのも確かです。甘やかすのが原因というのも、当たっているのかもしれません。

癌から生還して、自分もほぼ元気になり、娘も元気な中学生になりましたが、一番病的っぽい部分を残しているのが下の子かもしれません。それは息子本人がというわけではなく、私が息子に対して何かそういう対応をしてしまっているのかもしれません。

般若心経や「千の風になって」を口にするのは息子本人だけれど、そこに注目してしまう私もいます。小3らしくはないのに。

私の退院直後の疲弊した息子、保育園に行くパワーがなかった、小学生になれるだろうか、と危ぶんだ彼の、心が分かると思ったのは、夫ではなくて私の方だったと思います。夫は、そんなことは平気だった、ちゃんと自分が面倒をみた、大丈夫だった、と思っているようです。それも大事。鈍感力という言葉が言われるように、弱っている所を過剰に感じ取っても、そこから立ち上がることができません。

図工の時間に小さく端っこに何かを描き、最後に全面を真っ黒に塗ってしまった一年生の時。お友達とぶつかって手を出したり、やられて我慢しつづけて登校できなくなったりした二年生の時。その背後には人一倍色々なことを強く感じ取る心があると思い、私が与えられなかったものを与えなければならない、と、甘やかしてきました。そして年々、確かに息子は元気になってきています。私も殴られたり、暴力を奮われることがありましたが、3年生になってからは殆どなくなりました。我慢、がんばりは効かないとは言え、描く絵はまともになってきたし、お友達とのトラブルは許容範囲。

男の子は難しい。ただでさえ難しいらしいのに。お姉ちゃんのようにはいきませんでした。が、自立させていかねばなりませんね。




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