水曜日, 7月 04, 2007

小学三年生の心理

メンタル弱め息子のゴル吉、色々な理屈を言って学校に行かないということがあり、担任の先生や校長先生とお話したりしています。担任の先生とは何度かお話をし、先生の接し方もかなり変えて頂いたようです。

先生も、うちの息子の場合の特徴や注意しなければいけないところを、かなり理解して頂いたようです。かな~り、アンバランスな子なんです。どうにか、最近は学校へ行っていますが、ハラハラドキドキです。

よく言われるのは、「昔の子みたいですね。」元気一杯、泥だらけ、許されている範囲の目いっぱい遊びます。2年生の時の担任の先生はよそからの転任の先生でしたが、「私はこういう子は好きで、前いた学校にはこういう子が多かったですが、ここの学校の子はきちんと大人しい子が多いから、浮いてしまうかもしれません。」と言われました。近所の公園で行われる冒険遊び(プレーパーク)では、大活躍。プレーリーダーからも、この子は面白い、素直でかわいい、けれど、この活動力は家庭や学校の場では受け止めきれないでしょうね、と、言われました。よく見て頂いているものです。ご近所のPTA中間の奥さんからも、昔の子みたい、との感想が。

昔の子みたい、と言って下さる方の気持ちの半分は、誉め言葉、でも半分は、心配だね・困ったね。私への慰め? 大変だよねぇ、という意味も入っているようです。

三年生って何者??と思い、本を読んでみました。「小学三年生の心理」



このシリーズは一年生から六年生まであり、学年ごとの特徴を記してあります。お姉ちゃんの小六の時にも「小学六年生の心理」を読んだっけ。

三年生は交友関係が急速に広がり、ギャングエイジが訪れる。などなど、色々書いてありますが、幼児から児童への脱却の時である1,2年生や、思春期の入り口に近づく5,6年生に比べて、3年生あたりはそうそう劇的な変化の年代ではないようです。
普通は、2年生までに準備された成長の路線に乗って、そのまま成長が続いていく年代、みたいなのです。

そのまま続いているかのように見えて、水面下で抽象的な思考が成長していて、それがうまくいかないと高学年での学習が困難になるそうです。学習のいわゆる「9歳の壁」です。
で、この本は心理学の本なのに、三年生の学習につまずかないための方法が沢山書いてありました。

学習支援の方法は参考になりましたが、「普通はそういうことを心配してればいいのかぁ」という感じ。でも、普通の枠に入らない子は多いのでしょうね。

先日小学校へ行った時、ゴルリナ(中1のお姉ちゃん)が六年生の時の担任の先生とお会いしました。

「ちょっと、早めにもっと高学年の心理が入って来てるんじゃないですか。ほら、お姉ちゃんの時にもあったでしょ。」とのこと。

ふうむ。高学年の心理というよりは、低学年(赤ちゃん)の心理の方が目についている母にとっては、新鮮な指摘でした。


             

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