火曜日, 7月 17, 2007

ピアノの発表会(と部活と中学受験、高校受験)

昨日は、ゴルリナのピアノの発表会でした。

一昨日は先生のお宅でリハーサル。その時にはボロボロだったそうですが、昨日の午前中の本番前リハーサルでは先生からもOKサインを頂きました。曲目はモーツァルトの「きらきら星変奏曲」。本番も無事に、大きなミス無く、弾くことができました。

部活に追われる日々で、レッスンの前にどうにか練習をするくらいになっていますが、ぐっと『音楽』として聞ける演奏ができるようになっていて母は嬉しいです。

年長さんから社会人までいるお教室ですが、学年によってゼロ人だったり、沢山いたりします。ゴルリナと同じ中一生は、一番沢山いる学年です。ピアノ仲間で中学受験をした子も多く、4人もの子が塾仲間でした。

その内の一人は、受験前にピアノを休んだまま、ピアノを辞めてしまいました。私立中に進んで、昨日は発表会を聞きにきてくれました。

他の二人は受験後ピアノを再開し、私立中に進み、昨日は一緒に発表会でした。それぞれに私立中の部活に入っています。

もう一人のゴルリナは、昨年12月で受験を辞めて公立中へ進み、部活まみれの中、昨日の発表会。

ピアノの先生によると、私立中の子達の方が、学校へは電車で通わねばならないのに、部活は早く終わり帰る時刻も厳密で、ピアノのレッスンには早く来るそうです。

ゴルリナの公立中の方が、学校は近いのに、部活の時間が多い上に、終わってからも蛇行して歩いて帰ってくるため、レッスンを早い時間に設定することができません。でも、ピアノの先生も言っておられましたが、一人だけさっさと帰りたいと思っても、『友達づきあい』のためにそれができないのです。

もう、そういう環境の中に入ってしまったのだから、しょうがないです。『友達づきあい』も保ちながら、流されずに自分の目標を持って進めるようにしなければなりません。

公立中の子達も、だらだらと遊んでばかりいるというわけではありません。部活を終えて家に帰った後、多くの子供は塾に通っているのです。高校受験がありますから。中一でもご近所のバスケット部員女子で塾に行っていないのは、なんとゴルリナだけです(英語には行っていますが)。私立中の子達は、確かめてはいませんが、中一では塾は行っていないのが普通ではないでしょうか。

部活が忙しい上に帰ってからもまた塾へ行かねばならない公立中の子達は、学校から帰る道すがらのわずかな時間だけが息抜きなのかもしれません。

中学生が忙しいのは共通のようで、昨日の発表会でも、試合のために出演できない生徒さんが3人もいたそうです。それぞれに、キャプテンだったり、エースアタッカーだったり、活躍しているそうです。それでは、夏の試合があるこの時期、ピアノの発表会に出られなくても不思議ではありません。

むしろ、中学生達は部活で忙しい中、やりくりしながらピアノを続けているのが普通なのだということが分かりました。このお教室から音大へ行かれた方もあり、昨日も特別演奏がありました。が、その方はむしろ例外です。忙しい中でも続けて、大学生、社会人になった方々が、それぞれに練習の成果を発表して下さいました。

お教室という接点で、ピアノのある色々な人生に触れることができるのも貴重なことです。練習はなかなかできないのだけれど、先生には申し訳ないながら、ピアノを続けていってほしいと思います。




0 件のコメント: