日曜日, 11月 11, 2007

お金のトラブル(小学生)

ゴル吉が寝床でぼそぼそと言いました。

「S君とA君にお金を返せって言われてるんだ。借りてないのに。だんだん増えて、2千円返せって言われてる。」

S君とA君は同学年の別の組の子で、S君は近所の大ボスのような子です。ゴル吉は、1年の頃から、この子にはいつも負けています。ゴル吉、けっこう困っているよう。
私から先生に相談して、校長先生にも言った方がいいか、相手の親御さんにも言った方がいいか、???、と思案にくれていましたが。

夫が、「そんなのは親に確かめればいい」と、さっさと電話をしてしまいました。それぞれの親御さん、急に電話を受けて、そばに居た子供にそれぞれ確かめたようです。A君は何ヶ月か前に500円貸した、S君は2年生の時に1000円貸した、と言っているらしい。

ゴル吉がぽいっと借りるには、高額です。もう一度ゴル吉に確かめたいところでしたが、既に眠ってしまいました。

と、程なく、A君のお母さんから、電話がかかってきました。改めて状況がよく分かりました。

A君もS君も、いくら貸したのかいつ貸したのか、話が二転三転してはっきりしないし、A君には普段殆どお金を持たせていないし、A君が『500円を貸す』ということがあり得ないとのこと。

ただ、子供達が良く行く駄菓子屋さんで、S君やA君たちの間で、お互いに『おごる』ということが流行ったことがあったそうです。一緒に行った子供達が、これが欲しいと言っても多くはお金を持っておらず、たまたま持っている子が出すということで、それはお年玉などを持って行ったものらしいです。

また、近所の高学年の子がお金を使うのを見ていて、この三年生達も、お金を使ってもいいと思ってしまっているとのこと。

S君やA君のお母さん達の間で、そのように子供同士でおごるのは良くない、と言い聞かせて、やめさせたとのことでした。それはもう、かなり以前のことだとのこと。

今回は、A君達が最近ゴル吉にお金を貸したということではなく、多分その頃の記憶に基づいてS君とA君が『盛り上がって』しまったのだろう、とのこと。

今回、A君のお母さんは、むしろ貸す方が悪い、と、A君にかなりきつく叱ったとのことで、S君のお母さんとも話し合って、もう、返すということは無しにして下さい、とのことでした。

ゴル吉も、多分その駄菓子屋さんに一緒に行って、借りるつもりではなく、お金を払ってもらってしまったことが、あったのでしょう。トラブルの元になるとは思わず、不用意に、仲良しムードで楽しくしてしまっていたのだと思います。

三年生、まだまだ金銭感覚は学んで行かなければならない年齢です。これを機会に良く言って聞かせましょう、と母同士で話しました。気持ちよく仲良くして欲しい、とお願いしました。

どうやら先生方にはご心配かけなくても済みそうです。やれやれでした。

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