日曜日, 4月 08, 2007

男の子のスポーツ(と中学受験?)

エネルギーが有り余っているゴル吉は何かスポーツをやらせた方がいい、ということから、春休みにお試しテニス教室を受講した後、4月から正式にテニスを習い始めました。今のところ、喜んで通っています。

ゴル吉が小学校に上がった時、やはりその有り余るパワーを何かに発散させなくちゃなるまい、ということで、地元のちびっこサッカーチームや野球チームについて一通り調べました。何となくサッカーの方がかっこいい、という勝手な母の思い込みのもと、サッカーのお試し練習に参加させて頂いたりしました。が、サッカーには挫折しました。

一つには、小一から始めようとしたその時点で、既に他の子との差が大きかったことがあります。チームの他の子達は幼稚園の時からやっていて、とても上手で、一緒に練習するとついていくのが明らかにきついと言えるほどの違いがあったのです。サッカー熱が上がってきた中で熱意のある家庭の子が来ていたのでしょう。でもこれは一年生の半ばにさしかかれば、一年生から始めようとする子達の人数も増えてあまり気にならなくなるとのことでしたが。でもそこまで頑張る以前に、お試し以降の練習に行き渋るようになりました。

そこで頑張らずに別の観点でも無理と判断したのは、親の負担が大きいということ。毎週の土日の練習に親もつきそいや道具運び、荷物の見張りなどの当番があるのです。試合があれば当然の応援。うちはお父さんはスポーツは全然やりません。サッカーにつきあってくれる見込みはゼロ。ましてサッカーの技術の話題に乗ってやれる見込みもゼロ。他の、親ぐるみで熱っぽくサッカーに取り組む子達に混じってはやらせられない、と判断。

野球も同様です。親ぐるみでかなりの入れ込みでやらないと、タイヘン。皆さん、未来のイチローとかを夢見て頑張るのかも。うちはそういう家庭環境ではありません。

そうするうちにお姉ちゃんのゴルリナは中学受験を目指して塾に通いだしました(受験はやめましたが)。その中で、男の子のスポーツと受験の兼ね合いについて耳にすることがありました。サッカーや野球をやっていると、受験の時期は大変なようです。

5年生、6年生になると、チームの中でも重要なポジションになり、レギュラーになったりすると、他のメンバーに迷惑がかかるから練習も、まして試合も休めない。塾は土曜日も授業があったり日曜日に模試などがありますから、両立するのがかなり大変になるのです。子供にとっても、技術がどんどん向上する時期、これから活躍できるという時期に、その気持を抑えて受験勉強へ意識を向けなければならなくなります。両方を悔いなく両立させられるのは相当に両方の実力のある、限られた子のようです。

だから、ってわけではないのですが、テニスなら基本は個人プレーというか、ペアでも融通が利きますから、子供本人の都合で動けます。ゴル吉は中学受験しそうなキャラでは到底ないのですが、今の所未知ですから、受験する・しないのどっちに転んでも心配は少ないです。

さらに中学へ入ってからのことを考えると、ゴルリナの中学の部活動を見ると、サッカー部、野球部は一週間毎日、土日も、全部練習あり。大変ね~、と話しましたが、それでも中学の部活は土日は半日で、小学校の時は朝から夕方までずっとだったそうです。だからかえって物足りない、とあるお母さんが言っていましたが、私から見ると十分にばっちりのサッカー漬け、野球漬けの生活。あの時ちびっこサッカーチームに入っていたら、末はそういう生活になるところだったのか、と思った次第。

ゴル吉はこの春休みは野球チームの練習に混ぜてもらったりして、野球がやりたいと言ったりもしていました。でも、お父さんがやってくれないならお母さんにはとてもできないから、と説得しつつ、何とかテニスの方へ誘導成功。ちょうど学校のお友達も同じクラスでやっていて、喜んでいました。


     

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 確かに野球部は時間をとられますもんなぁ~。
 盆正月を含め、年間4日ほどしか休みがなかった記憶が御座ります。夏休みは朝8時~夕7時くらいがスタンダード。アレぁきつかったですタイ!
 ちなみにワシの場合、テニス部に入りたかったつば、経験者の父親に無理やり野球部に入れられました。(苦笑)
 そのくせ、その父親は他校の監督コーチを務める始末。まるで『巨人の星』でした。

 息子さんの健やかなスポーツライフをお祈り申し上げます。

元野球部員より

オルゴールぴょん さんのコメント...

『巨人の星』の星一徹はめちゃくちゃ教育熱心なお父さんですよね。たくさん関われば、それだけ大きく大きく子供は育つ、と思います。たむろうさんの暖かさは、お父様の教育によって育てられたのかもしれません。

うちのお父さん、「テニスをやれば女の子にもてるぞ」なんて言っておりました。もっと本気で燃えてほしいのですが。