水曜日, 7月 23, 2008

子育てで何が大事なのか:その2

昨日、子育てで何が大事なのか、と書いていて最後に「嵐は教育にいい」と書いていましたが、消しました。とりあえずの結論としても、あまりに安易、というか、単に自分が嵐のことばっかり言ってるのを正当化してるだけみたいだから。

何が大事なのか、勉強させて良い教育を受けさせて、というだけではないのは確かだと思いますが、では何が大事なのか。

いい大学に入れればいいわけではなさそうな理由がもう一つ。

勉強させ、いい環境に、とばかり考えると、かえって失わせるものもある、という事と関係があるかもしれませんが、私の周りでは、有名大学出の優秀なエンジニアで真面目な働き者のいい人ほど、結婚しない、という傾向があるのです。もったいない。

なぜか、「彼は面白いけど、ちょっとね。。」という人から、結婚していく傾向がある気がします。

教育を受けさせて、就職させて生活していけるようにさせることと同じくらい、結婚して幸せな家庭を築いていけるようにしてやることも、子育ての重要課題だと思います。就職より後は本人の責任みたいなものだけど、そこを本人がちゃんと切り開いて行けるように、それまでに育てるのは親の役割りであろうと思うのです。

けどね、よく分かりません。どうすればいいのか。

「24時間働けますか」というリゲインのコマーシャルにあったような、高度成長期の日本の典型的なビジネスマン像は、今はどんな風に変更されてるんでしょう。働き者の優秀で性格もいいエリートサラリーマン達は、時代に取り残された人たちみたいです。会社にはものすごく貢献しているのですが、幸せなのか、心配になるのです。

24時間の生活を捧げて仕事に励んでも、会社が潰れれば一から出直し。それでもちゃんと世の中を渡っていけるような人に育てないといけないわけで。

今ある環境で望まれる役割りだけでなく、その環境がダメになった時にも新しい環境をつかまえて、適応できるようでなければならない。やっぱり、今ある環境にとっての「いい人」であることばかりがいいわけではない。他の事も考えている、一面、何を考えているのか分からない人の方がいいのかもしれません。

子供の考えてることが分からない常日頃なのですが、それでいい部分もあるのかもしれません。

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